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2006年10月19日 (木)

ライバル

こんばんは、トモさんです。

今日は朝からけっこう遠くまで営業へ。電車で行くので揺られながら本など読みつつ向かいます。

時間つぶしの時間も乗り換えのたびにあるのでちょっと立ち読みしてみたりとか。マガジンがおいてあり、「はじめの一歩」を読みます。続けて読んでいる数少ないマンガの一つ。ボクシングマンガでいじめられっこの一歩君が「強いとは何か?」という探求のため強くなっていくお話。まんがばかにはたまらない濃いキャラ設定とけっこう科学的なボクシング分析に基づいたまんがです。

思いっきり余談ですが、ゴールデンタイムのくりーむしちゅーの番組で「べたな展開のスポーツドラマ」は何か?という企画があり、これが最高に面白い。タッチとがんばれベアーズをたしたような仕上がりになりました。私的にはおでぶのキャッチャーがいるのはべただと思う。

脱線から戻って、まんがのほうはそんな一歩のライバル宮田君の試合が行われる内容でした。ちょっとネタばれもするので一旦たたみます。自分で読みたい人は読まないように。

宮田君は、ボクシングを始めたばかりの一歩のライバルとして登場。親が元東洋チャンプで英才教育を受けているエリートとして出てくる。しかしがむしゃらな一歩は何とか一矢報いたい思いで必死に練習し、練習試合とはいえ勝利を収める。そんな二人がプロでの再戦を誓い、必死にランキングをあげていく。そんなライバル同士のお話です。

彼らのタイプは違えどどこかに相手の姿を追いそれを越えようとする。そんなひたむきさがあります。

ここまでのお話では彼らの対戦はいいところで必ず流れます。東日本新人王戦はアクシデントにより宮田が敗退。彼は海外に主戦場を移し、日本チャンプを通り越して東洋チャンプとして君臨します。何とか日本チャンプになった一歩と対戦機会がなかったわけです。そして組まれた東洋タイトルマッチでは宮田の骨折により試合が流れ、二人の対戦は再び白紙に戻ります。ボクシングは、通常でも同じ相手と2度対戦することはまずないです。よっぽどスター選手同士で無いと。

そんな彼らが今回の試合では相手が見ている前で「秘密兵器」を見せてしまう。お互いのライバル同士が戦うために用意していた秘密兵器を。一歩も宮田君の試合を見ながら「これは決別の印」であることを感じ取ってしまうわけです。もう隠しておく必要がないということを。ライバルであるが直接戦うことができないそんな複雑なライバル関係が書かれています。

今回をよんでちょっと目頭が熱くなりました。会うことができない別れとはちょっと違います。目標としているものとの決別をしなければいけないということはつらいことです。それを相手のボクシングから感じ取ってしまう。そんな悲しいことはないです。はっきり言われるよりもよほど悲しい。

ライバルという友人がいなくなって本当に久しいです。一緒に切磋琢磨できることは本当に楽しいし、充実している瞬間。うらやましいですよ。相思相愛のライバルがいる関係は。

一歩と宮田君。べたなマンガなら世界タイトル戦で対戦するでしょう。現実的なマンガならたぶん対戦はないでしょう。べたでもいい。かっちゃんが決勝の日に交通事故にあうくらいべたでもいい。対戦させてあげられることを切に願っています。

ライバル欲しいね。本当に。

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